私はしゃべるのがうまくない。滑舌が悪いから相手にはっきり聞こえるように話す事を注意している。コンプレックスが有るからもっとプレゼンテーションをうまくなりたいと私は思う。どれか一つ願いを叶えてやろうと言われれば、世界一のコミュニケーション能力をくれと私はお願いする。
そんなことは怒らないので地道な練習だ。プレゼンテーションの本を私は読む。講演会にいって上手い人の話し方を私は真似する。Youtuberで話の上手い人を見て、こんなふうに自分も話せればと私は思う。私のプレゼンテーション力がどれだけ酷いかは私のYoutube動画を見ればわかる。(プロフィールのところにチャネルボタンがあります)全部再生しなくても1分も再生すればわかるだろう。
実際に見てくれた人はこれでもだいぶマシになったほうなんですよって私が言ったら笑うな。それでも良い。私はもっと練習してもっとプレゼンテーション力を上げたいと思っている。
社会人にとってプレゼンテーション力やコミュニケーション力というのはどんな職種や業界で働いても必須スキル。有効なスキル。上手けれうまいほど評価されるスキルだ。
プレゼンテーション力が低い私がもがいて、あがいている日々の取り組みを紹介したい。
ココがポイント
- プレゼンテーション力を上げるために勘違いの目標設定をしている。
- 自分が具体的に取り組んでいるプレゼンテーション力アップの取り組み
目次【本記事の内容】
- 1.私が憧れたプレゼンテーションの達人たち
- 1-1.スティーブ・ジョブズ
- 1-2.TEDスピーカー
- 1-3.ビル・ゲイツ
- 2.自分は何をプレゼンテーションするのか
- 2-1.マイクロソフトエバンジェリスト西脇資哲さんから聞いたこと
- 2-2.自分のプレゼンテーション
- 2-3.自分流のプレゼンテーションテクニック
- 3.まとめ
私が憧れたプレゼンテーションの達人たち
スティーブ・ジョブズ
システムエンジニアになって、リーダー仕事をするようになると、メンバーに説明をする。顧客に説明する。そして自分がどんだけプレゼンテーション力、コミュニケーション力が低いかを思い知らされる。会社の研修でプレゼンテーションの研修に参加した。いくつか書籍を読んでみた。でもプレゼンテーション能力が上がっているようには思えなかった。なぜだ、何が足りないんだ。
何冊目かの本で「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン」という本に出会う。この本の内容に影響され、ジョブズのYoutube動画を見るようになった。さすがはプレゼンの神様。iPhone3Gに機種変更した。まんまとジョブズのプレゼンテーションに動かされた私。まあ、ガラケーと比べて便利な事。でもジョブズのプレゼン動画を見ていなかったらこんなに早く乗り換えることがあっただろうか?プレゼンテーションで人を動かすというのはこういうことなのか!人を変える事は難しいと言うがその難しいことを目的とするのがプレゼンテーション。自分のプレゼンテーションで聞き手の行動を変えなければならない。
Youtubeで色々なプレゼンテーション動画を見るようになった。そうしたらTEDトークなるものが世の中で流行っている事を知る。
TEDスピーカー
各分野の専門家が自分の体験から得た知識をプレゼンしている。カッコイイ。英語で何言っているかよくわからない所もあるが、そうであっても、
「これがプレゼンテーションか!」
って思わざるを得ないぐらいのインパクトがある。
色々な人のTEDトークを聞いた。どれもみんな特徴があって、面白い内容のプレゼンテーションをしている。彼ら、彼女らのようなスピーチを自分もできないものだろうか?真似して練習してみるがなかなかものにならない。自分もいつかはTEDにでるぞ。プレゼンテーションの腕を磨いて出られるようになるぞ。そんな野心を抱くようになった。
ビル・ゲイツ
正直にいってビル・ゲイツのプレゼンテーションがうまいという話は聞かなかった。ジョブズのプレゼン資料と比べてPowerPointでごちゃごちゃしたスライドでプレゼンテーションをするビル・ゲイツの写真をネットでよく見る。金持ちだがプレゼンテーションが下手という印象があったビル・ゲイツ。
しかし、この前Netflixでやっていた「天才の頭の中<ビル・ゲイツを解読する>を見て考えが変わった。下記はその時番組を見た感想記事。
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Netflix 天才の頭の中<ビル・ゲイツを解読する>
By DFID - UK Department for International Development - https://www.flickr.com/photos/dfid/191116837 ...
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マイクロソフトの経営から退いて引退し、慈善事業に取り組んでいるという話は知っていた。しかし、引退した人とは思えないぐらいのハードワーク。そして読書量。
マイクロソフト時代の同僚のインタビューで
「どんな会議でもその場で一番詳しいのはゲイツだった」
と述べている。そのテレビを見ていると、疫病問題、糞尿問題、原子力と今までのビル・ゲイツが関わって来なかった分野でリーダーシップを発揮している。周りの人を動かして世の中の問題を解決する。多くの人とコミュニケーションして人を動かすためには専門知識が必要だ。コミュニケーション力が必要だ。実際に問題を解決しているのだから否定のしようがない。私にビル・ゲイツと同じ資産があっても同じことはできないだろう。遊んで暮らして終わるだろう。
自分は何をプレゼンテーションするのか
マイクロソフトエバンジェリスト西脇資哲さんから聞いたこと
マイクロソフトのエバンジェリスト西脇資哲さんから話を聞いた。学生にプレゼンテーションの公演をすると、プレゼンテーションのイメージと合わないと言われることがあるそうだ。今の若者が持っているプレゼンテーションのイメージはTEDトーク。私のプレゼンテーションのイメージもTEDトーク。西脇さんでもTEDトークに出いたことが無いのに、いつか出られると思っている自分が恥ずかしい。そしてプレゼンテーションの99.9999%はTEDトークのようなプレゼンテーションではないと西脇さんが言っていた。
- チームミーティングの司会や発言
- 社内研修会の講師
- 上司からの指示を受ける
- 後輩を指導する
そういうことが殆どです。TEDトークに出る為のプレゼンテーション練習ではなくて、普段のコミュニケーションに使うプレゼンテーション力を上げたほうが効率がいいと思いますよ。
たしかにそうだわな。今更TEDに出るわけでもないだろうし。じゃあ、自分に必要なプレゼンテーションスキルってどんなのかな?
自分のプレゼンテーション
私はシステムエンジニアの仕事をしている。だから以下のようなプレゼンテーションやコミュニケーションの機会が多い。
- プログラマーの人に設計した内容を説明する。
- 顧客にパッケージのデモをする。
- プロジェクトの状況についてマネジメントに報告する
- ユーザーにパッケージの内容を教育する。
- 新人教育でパッケージの教育をする。
こういう機会が多いのでそのシチュエーションに合わせたプレゼンテーションテクニックを磨くほうがよっぽど効率的だなと気付かされた。
自分流のプレゼンテーションテクニック
顧客先にいってパッケージのデモをするときがある。その時の質疑応答を記録する時にボイスレコーダーを使っている。それを自分自身で聞くと、これ誰? この酷い説明は誰? まあ自分なんだけど、自分の話し方が毎回こんなにひどいのかと思う。思い知らされる。やったことない人は安いボイスレコーダーやスマホでも良いから自分の発言を聞いてみると良い。
- あ~~、え~~、え~~と。 とか他の人のプレゼンを聞いていて聞きづらいから自分なら言わないなという事を言っている。
- 相手の話を遮っている。
- 質問の意図と違うことを答えている。
毎回聞いていると、嫌になるから、今日は絶対に「あ~~、え~~、え~~と」って言わないぞという決意をもってデモに望むのだ。そしてボイスレコーダを再生すると気づくんだ。20分ぐらいしか集中力が持たなかったんだなってことに。
それでも続けるしか無いね。次は25分集中力を保てるように。
まとめ
以下の記事でプレゼンテーションする時のテクニックをまとめています。もしよかったら御覧ください。
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参考文献
カーマイン・ガロン 著 スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン(Amazonリンク)
Netflix 天才の頭の中<ビル・ゲイツを解読する>(番組サイトリンク)
西脇資哲 著 新エバンジェリスト養成講座(Amazonリンク)