面接官がやたらと「もう質問無いですか?」と聞いてくる場合、面接官の人は
「え!本当にたったこれだけの質問しかしないのですか?」
と思っている可能性があります。
私が転職活動をしていたときの話をします。
転職活動の面接では明日からその会社で働くと思って面接に
まずは転職先の情報集め
求人票に記されている内容を見ます。一番気になるのは年収のところなのですが、エージェントからは年収に関わることは聞かなくていい。後でエージェントを通して交渉するからと言われていました。よって仕事内容についてどのような仕事か見ていきます。
- プロジェクトマネジメントをおまかせします。
- 全国に顧客があり、直接取引をしています。
- 業務拡大中、活躍の場が広がっています。
このようなことが書いてあります。はっきり言ってどんな仕事をするのか全然わかりません。会社のホームページを見てみます。
- 会社概要、経営理念、歴史
- 事業内容、製品内容
- 採用情報(新卒/中途)
上記のようなページを見つけることができるでしょう。私はプロジェクトマネジメントの仕事をしていますので、このプロジェクトを明日から担当してほしい。早いときは今日から早速にでもということが有りました。
そういうときにはできるだけプロジェクトの詳細な情報を確認する必要があります。うっかり単身乗り込んでいったらとんでもない状況になっていたということが当然のようにあります。ですからしっかり状況を確認して、
「このプロジェクトを立て直しにいくなら彼と彼女とあの先輩が必要ですね」
ということをその場でお願いしていたのです。
転職の面接で幸いにも
「明日からお願いします」
とその職場で働く場合、本当に不安なく働けるだけの情報を聞き出せているか自問するといいかもしれません。私の場合は求人票やその会社のHPを見て、事前に100個ぐらいの質問はリストアップしました。ただし面接時間は1時間ぐらいですから、ほとんど私の方から一方的に質問をして終わります。一つの質問に対して回答してくれた場合でもその回答内容で疑問を持ったら、
「それはどういうことなんですか?」
と聞き返しています。
1次面接はだいたいそんな感じでフィニッシュ。だいたい時間切れになってしまうので
「時間切れになってしまってすみません」
面接で質問された場合のお気に入りの切り返し方。普段の仕事でも使ってます。
と言われます。2次面接は私が質問応酬するタイプだとわかっているので、人事の人が対策して先方も質問リストを用意していました。2次面接は向こうも質問してくるしそれに対して回答もしますが、こちらからも質問します。
「どういうことが背景でそのご質問をされるのですか?」
私の気に入っている質問です。この質問をすると相手も
「過去にこんなことがあってねぇ・・・・」
と質問の背景を話してくれるので、自分も似たような経験があればその話をします。なければ
「私だったらこんなふうに考えますがどうでしょうか?」
と返して相手の反応に応じた対応をすれば共通の話題で面接する人と話がはずみます。2次面接は役職の高い人が面接をしてくれるでしょうから、終了時間になると人事の人が
「話も尽きませんが時間が来ましたのでこの辺りで」
となります。
まとめ
私が思うに面接をしている時に「もう質問はないですか?」と質問されているということは面接の進行ペースを相手に握られている可能性があります。転職面接では転職者のほうが面接をリードする。司会進行を自分がする。自分を売り込みに行っているのですから、相手をリードできるぐらいの意気込みで面接にのぞむといいと思います